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家庭教師の料金での失敗例
入会金無し、指導料も管理費も比較的安く、電話で話した営業マンの対応も良かったのである家庭教師派遣業者に契約したとしましょう。これなら月々の月謝も、今の家計をさほど圧迫せずに払っていける!と安心です。
やがてやって来た家庭教師の先生は悪い人には見えませんが、2ヶ月経っても3ヶ月経っても一向に成績は上がらず、子どもも先生がいないときに机に向かっている様子はありません。そこで派遣会社の本部にその状況を連絡してみたとします。するとオススメの教材があって、家庭教師もそれを使えば成績アップにつながる指導がしやすいと言われます。
そこで少し高いけど一度使ってみるしかないかと思い、10万円以上する教材を揃えて今度はそれを使った授業をやってもらいます。それでもやはり結果は変わらず、もう一度それを本部に伝えると、今度は先生を替えてみましょうと言われますが、教師の交代には料金がかかることが判明します。結果かかったお金はいくらになったでしょうか。
これは世の中に溢れる失敗談のほんの一例で、他にもいろんなところに料金を釣り上げるシステムが隠れているのです。
先生選びでの失敗例
よく高学歴の家庭教師が多数登録していることを売りにした派遣業者の広告を目にしますよね。実際に子どもにつける家庭教師は高学歴であること、あるいは偏差値の高い大学に通う現役大学生がいいと思っている親御さんも多いでしょう。たしかに子どもがわからないことを、少なくとも勉強を教える側は理解していなければならないという点において、ある程度の学歴は必要です。
しかし、高学歴にこだわって決めた家庭教師は、授業が始まってみると理解の遅い子どもの気持ちをまったく理解せず詰め込もうとするばかり、といったケースも少なくありません。学歴の高い先生の中には勉強が出来なくて苦労した経験がなく、わからないという状態が理解出来ないという人も数多く存在するということを覚えておきましょう。学歴の高さと教えることの上手さは必ずしも比例しないのです。
理解が遅く、努力して良い大学に入った先生もおられるでしょうから、もちろん一概に決めつけることはできません。しかし高学歴=良い先生と盲信することは、先生と子どもとの性格や指導方針の相性を見落としてしまう危険性をはらんでいます。
家庭教師で失敗しないために
まず料金に関する失敗を防ぐには、とにかく契約する前にトータルでかかる金額を確認することです。しかし上記のような失敗例にあるように、契約時にウソはついていないという巧妙な手口で料金を上乗せしてくるケースもあります。いつでも違約金無しで契約解除可能か、推奨する教材があるか、教師の交代が可能か、それらにかかる料金など、過去の失敗例に学んで事前に確認しておくことが重要です。
逆に騙されないように金額だけにこだわっていては、先生と子どもの相性や派遣業者の質などチェックすべき他の要素を見落としてしまいますので、注意しましょう。
先生選びでの失敗を防ぐには、やはり体験授業がオススメです。家庭教師の話し方や服装、態度には、学歴や指導実績などのプロフィールからはわからない人柄がにじみ出るものです。また、対面した上で判断して決めた先生なら、その後何か問題が出て来ても直接話し合って改善することができる可能性も高いでしょう。
いずれにしても時間と労力を惜しまずしっかりとリサーチした上で、親子でじっくり話し合いながら決めることを忘れないようにしましょう。