よくいわれる「5分考えて答えを見る」勉強法に危険性はないの?

岐阜で子どもの成績に悩んでいるご両親必見!【岐阜家庭教師ナビ】
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  1. 「5分考えて答えを見る」勉強法の危険性

「分からなければ答えを見て解き方を覚える」のは大人の勉強法

「分からなければ答えを見て解き方を覚える」のは大人の勉強法

子どもの勉強法と一口に言っても小学生低学年から高学年、中学生や高校生までそのレベルはさまざまです。そんな中よくいわれるのが、わからない問題はその答えを見て解き方を覚える、という方法です。

たとえば問題を解くときは記憶のいろいろな部分を探りながら解いていくと思います。残念ながら答えまでたどりつけなくても答えを見たときに記憶の中の知識と解答がパイプでつながり、その解き方が理解できるという方法です。おわかりだと思いますが、これはある程度知識量がある大人ができる勉強法で、答えを見て解き方自体を覚えられる効率的な方法なのです。 しかしもともと知識がなかったりまだまだ知識の量が少ない子どもがこの方法で勉強していくと、ただ問題と答えを覚えるだけになり、考えないくせがつく危険な勉強法になってしまうのです。応用が解けない原因の一つにもなります。

このように子どもにはすすめられない勉強法ですが、あえて子どもにすすめている場合もあり注意が必要です。この方法はある程度知識があれば効率的に勉強できる方法なので、出題範囲が分かっている中学生や高校生のテスト勉強だと点数が取りやすいとすすめている人もいるのです。決していい方法とは思いませんが、どうしても点数を取りたいテスト勉強に限りすすめられている方法だと理解しましょう。

「最後までじっくり考えること」で1人で解ける問題が増える

「最後までじっくり考えること」で1人で解ける問題が増える

問題を最後までじっくり考えることでどのような効果がうまれるのでしょうか。

じっくり考えて問題に向きあう習慣がつくと「考える→集中する→発見する→嬉しくなる→勉強が楽しい!」という流れができます。一つの問題をじっくり解いて何かを発見できると、いろんな問題に対し自分で発見したものの中から共通点を見つけ出し、そこから自分で問題を解いていくことができるようになります。応用問題にも対応できるようになっていくのです。

たとえば算数や数学の公式だけを丸暗記してその公式を使った問題を数多く解いていく方法があります。一方その公式がどのようにできているのか、公式に自分で数字を当てはめてみるとどうなるのか、表にしてみたり図で書いてみたりして理解していく方法もあります。後者の方が知識はどんどん脳に植え付けられ深まりますよね。このようにして植え付けられた知識は、もし問題が全部解けなくても答えや解説を見たときにどうして解けなかったのかを理解できるのです。

こうした考えに対し受験では1問に対して考える時間が長いほどマイナスになるので、じっくり考えるクセをつけるのはよくないと考える人もいます。たしかに試験でじっくり問題を解いていたら時間内に終わらせられず合格することはできません。しかしじっくり考えて植え付けられた知識は、その後問題を数多くこなすことで解くスピードも徐々に上がってきます。公式を理解せずにただ覚えスピードだけを意識した危険な勉強をしていくと、解けない問題にぶち当たったときに解答や解説を理解できないのです。

こうした間違った勉強法で成績が伸び悩んでいる子どももたくさんいます。 遠回りと思うかもしれませんが、最初にじっくり考える勉強法で知識を身につけることはとても重要なのです。

 
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